【ドイツ】2008.06.12 発表
ドイツ連邦環境省のガブリエル大臣は、6月10日から12日まで、経済界の代表、連邦議会議員、環境団体の代表とともにロシアを訪問した。ロシアでは大統領選に伴い内閣改造が実施されたことから、両国間の環境協力を一層深めることを目的にしたものである。
ロシアでは、長年、複数の省庁が環境保護を所管していたが、新しく就任したプーチン首相はこれを改め、環境省に権限を集中させた。ガブリエル大臣は、ロシアの環境大臣、経済大臣らと会談した。
10日の記者会見で、ガブリエル大臣は、「ドイツの環境・エネルギー技術は、ロシアのエネルギー消費量、資源消費量を大幅に削減するのに役立つ」と述べた。
会談では、両国間の具体的な協力について約束が交わされた。ロシア側からは、特にエネルギー効率基準の設定、汚染物質の処理、設備安全の改善に関心があり、また、産業施設や住宅の改修に、ドイツ企業の積極的な参加を望んでいるという発言があり、ドイツ側もこれを支援すると回答した。【ドイツ連邦環境省】
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