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【EU】2008.06.18 発表

EU15カ国 2006年の温室効果ガス排出量は前年より0.8%減

 欧州環境庁がとりまとめた2006年の温室効果ガス排出インベントリにより、EU15カ国の温室効果ガス排出量は、2005年から0.8%減少、ベースライン(主に1990年)から2.7%減少したことが明らかになった。
 欧州委員会のディマス環境委員は、多くのEU加盟国で進展があったことについて歓迎の意を表した。
 欧州環境庁のデータによれば、EU15カ国は京都議定書の目標を達成するための軌道に乗っている。2005年から2006年にかけてGDPは2.8%伸びていることから、温室効果ガス排出と経済発展のデカップリングに成功しているともいえる。前年から排出量が減少した原因としては、暖冬、硝酸の生産量の減少及びアジピン酸生産工程からのN2O排出量を削減する新技術が導入されたことが挙げられる。なお、EU15カ国のうち、ベースラインからの削減量が最も多いのはドイツ(−18.5%)、次いでイギリス(−16%)。一方で増加量が多いのは、アイルランド(+25.5%)、ギリシャ(+24.4%)。
 EU27カ国では、2005年比0.3%減、1990年比7.7%減となっている。【欧州委員会環境総局】【欧州環境庁】


下記アドレス:欧州環境庁プレスリリース

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