【環境省】2008.07.03 発表
環境省は、今年の2月19日に伊豆諸島鳥島から聟島までヘリコプターで移送したアホウドリのヒナ10羽が、5月25日までに全てが巣立ちしたと発表。10羽のうち5羽には巣立ち前に衛星発信器を装着しあり、6月30日現在、このうち4羽の位置が確認できているとしている。
現在、一番遠くまで渡っている個体は、聟島から約3,900キロの地点(カムチャッカ半島基部の東方)まで到達している。
比較のために鳥島の野生ヒナ5羽にも衛星発信器を装着しているが、巣立ち後の行動について、聟島に移送したヒナと鳥島の野生ヒナとの大きな違いは確認されてないとしている。
なお、この事業は、山階鳥類研究所が実施の中心となり、環境省と米国魚類野生生物局とが共同で実施しているもの。【環境省】
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=9944
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