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【ドイツ】2008.06.24 発表

ドイツの風力エネルギー研究は分散型

 ドイツ連邦環境省は、6月24日、研究「ドイツにおける風力エネルギー研究」の成果を発表した。これは、連邦環境省の委託により、再生可能エネルギー国際経済フォーラム(IWR)が実施したもので、風力エネルギーの研究体制の改善を目的にしたもの。
 ドイツの風力エネルギー研究は、多数の研究施設が分散して立地していることに特徴がある。他の分野では、例えば、太陽光発電研究ではフラウンホーファー太陽エネルギーシステム研究所(ISE)、太陽熱発電研究ではドイツ航空・宇宙センター(DLR)など、著名な研究所がノウハウを集め、部門を育てている。他国での風力エネルギー研究では、オランダのエネルギー研究センターやデンマークのリソ国立研究所などが中心となっている。
 この研究では、ドイツの風力エネルギー研究体制の構造の背景を分析し、今後、既存の地域的な重点を結びつけ、拡張と強化が必要だと提言した。重点地域としては、ライン・ルール地域とブレーメン及びブレーマーハーフェン地域が挙げられている。
 ドイツ連邦環境省は、この提言を、関係組織、関係州との対話によって確認する予定である。【ドイツ連邦環境省】

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