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【国連】2008.07.01 発表

UNEP 2007年・2008年も持続可能なエネルギーへの投資額は増加中

 UNEPの新たな報告書「2008年版 持続可能なエネルギー投資に関する世界の動向」によると、2007年に、持続可能なエネルギー分野への新規の投資額は1480億ドル以上となり、2006年より60%増えていることがわかった。この報告書は、イギリスの新エネルギーファイナンス社が、UNEP持続可能なエネルギー金融イニシアティブのために策定したもの。
 報告書によると、最も投資が集まったのは風力発電で、2007年には502億ドルに達した。また、最も急速に成長したのはソーラーエネルギーで、約286億ドルの新しい資本が集まり、2004年以降、年平均254%増加している。
 世界的な金融市場の混乱にもかかわらず、持続可能なエネルギー分野のベンチャーキャピタルや未公開株式は、2008年第二四半期は2007年同時期より34%も増えた。多くの新規資金は欧州、アメリカに流れているが、中国・インド・ブラジルへの投資額も急増しており、2004年の18億ドルから2007年には260億ドルへと14倍に増えた。持続可能なエネルギーの2007年の取引総額は2049億ドルで、そのうち新規の再生可能エネルギー発電に982億ドル(特に、アメリカ・中国・スペインの風力)、技術開発と規模拡大に501億ドル、合併・買収に566億ドルが費やされた。
 また、新規の持続可能なエネルギー発電設備容量は31ギガワットに達し、新規発電設備容量全体の23%を占めるまでになった。この分野への投資額は、2012年までに年間4500億ドル、2020年以降は年間6000億ドルに達すると期待されている。【UNEP】

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