【EU】2008.07.08 発表
欧州委員会は、航空部門をEUの排出量取引制度(EU ETS)の対象とすることが、欧州議会の第2読会で承認されたことを歓迎した。これは、欧州議会と閣僚理事会の6月の合意を確認するものである。
新指令に基づき、2012年以降、EU域内の空港で離着陸する航空機からの温室効果ガスの排出が、EU ETSに含まれる。国籍を問わず、すべての航空会社が対象となる。
すでにEU ETSの対象となっている企業同様、航空会社も排出量を目標以上に削減すればその分を販売することができ、排出量が増えれば不足分を購入しなければならない。
閣僚理事会は、今後予定されている会合のいずれかで同指令を正式に承認する予定である。正式に採択されると、指令は官報に発表され、即日発効する。加盟国はその後1年以内に同指令を国内法化しなければならない。【欧州委員会環境総局】
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