【イギリス】2008.07.17 発表
イギリスの環境観測関係者150名が7月17日、ロンドンで初めて一同に会し、意見交換や討論を行った。また、現在の活動内容や将来の展望についてまとめたものが、新たに発足した「環境観測枠組み(UK-EOF)」の一環として発表された。
UK-EOFは政府機関、研究機関等によるパートナーシップ(公共セクター、ボランティアセクターが参加)。自然資源への依存や気候変動への関心が高まっている近年、変化を記録し、将来の変化を予測するため、観測の必要性が高まっている。こうした中、長期のデータセットを収集・共有する必要性からUK-EOFが生まれた。
イギリスは現在、年間5億ポンドを環境観測に投資している。
UK-EOFでは、2013年までに、データセットの共有、資金源といった課題の解決方法を見出すとともに、「環境変化と共に生きる(LWEC)プログラム」など国内外の政策プログラムに大いに貢献するため。確固たる証拠を提供していくことを目指している。【イギリス環境・食糧・農村地域省】
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