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[海外エコニュース一覧]

【フランス】2008.07.18 発表

フランス 地方自然公園で環境グルネルの目標を実現へ

 フランスで、環境グルネル(環境懇談会)で示された目標を地方自然公園で試験的に実施しようというプロジェクトが進んでいる。
 環境グルネルでは、国土整備分野の課題として、都市化やスプロールにより虫食い状態になった農村が一般的になってしまったこと、生物種の循環や相互作用を阻害する自然地域の分断・細分化、カーボンコストを考慮しない都市計画や運輸計画が指摘された。
 フランスに45カ所ある地方自然公園は、エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省にとって、国土整備に関する実験地区となる。
 去る地方自然公園の日に、同省のボルロー大臣は革新的な計画の募集を行うことを発表した。これは、(1)都市近郊部の景観の質、(2)生態学的な横糸、(3)気候計画 という3つのテーマで、地方自然公園からプロジェクトを募集するもので、国から総額200万ユーロを提供する。
 42カ所の地方自然公園から応募があり、4月1日に25件の候補が決まった。地方圏・国での専門家による審査を経て、コシュースコモリゼ閣外大臣(エコロジー担当)、ファルコ閣外大臣(国土整備担当)は12件の候補を決定した。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省】

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