【フランス】2008.07.22 発表
フランスのボルロー エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備大臣とコシュースコモリゼ閣外大臣(エコロジー担当)は、海洋汚染防止を強化し、重大な環境損害に対する責任制度をフランス法に転換する、環境責任法案が議会で最終的に承認されたことを歓迎した。
同法は、土壌、水、生息種、生息地に対する損害の防止と修復に関し、事業者が強い義務を負うことを示す。承認された法文は、故意または過失による海洋投棄に対しては刑罰や重い罰金、故意に基づく所為に対しては最高1500万ユーロの罰金などを盛り込み、強化された。またナチューラ2000地域においてリスクを発生させるおそれのある活動に対して、監視を広げ、動植物の保護措置を強化する。
ボルロー大臣は、「環境責任、それは経済関係者が、引き起こした被害を修復せず、環境に対し、何をしてもよい、ということを否定するものである」と強調した。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省】
http://www.developpement-durable.gouv.fr/article.php3?id_article=3516
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