【EU】2008.07.23 発表
欧州委員会は、7月23日、アザラシ製品の輸出入及びEU域内での取引を原則、禁止する提案を採択した。これは、動物の福祉の観点から、狩猟時、皮革採取時にアザラシが苦痛を感じたような製品が、欧州市場に出回らないようにすることを目的としたもの。動物の福祉に関する厳しい基準を満たし、不必要な苦痛を与えないような狩猟技術による製品であるという証明がなされた場合にのみ、アザラシ製品の取引が許される。アザラシ猟を継続する国では、認証制度を設け、必要に応じて、ラベリング等の措置を講じることとなる。
EU域内では、スウェーデン、フィンランド及びイギリスでアザラシ猟が行われている。【欧州委員会環境総局】
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