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【環境省】2008.08.07 発表

イリオモテヤマネコの生息個体数は約100匹 生息状況等総合調査の結果が発表される

 環境省は、平成17年度~平成19年度に実施した「イリオモテヤマネコ生息状況等総合調査(第4次)」の結果を発表した。
 今回の調査結果などから、イリオモテヤマネコの生息個体数はおよそ100個体と推定されている。これは、平成4~5年度に実施した第3次調査時から減少傾向にあると推定され、その要因として、交通事故による個体数減少や好適な生息環境の減少などが考えられるとしている。
 環境省は今後、生息状況等のモニタリング、傷病個体の救護、交通事故防止対策などの保護増殖事業を推進するとともに、地元住民や関係機関、西表島を訪れる観光客などに広く普及啓発を行い、イリオモテヤマネコの現状や保護の必要性について理解を求めていくとしている。
 なお、この調査はイリオモテヤマネコの生態解明と生息状況把握のための総合調査として、昭和48年以降、約10年おきに実施されてきたもので、第1次(昭和48~51年度)、第2次(昭和57~59年度)、第3次(平成4~5年度)に続くもの。調査は、琉球大学が環境省の依頼を受けて実施している。【環境省】

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