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【ドイツ】2008.09.10 発表

ドイツ 2013年以降の排出量取引制度について金属産業労働組合と共同宣言を締結

 ドイツ連邦環境省と金属産業労働組合(IG Metall)は、9月10日、2013年以降のEU排
出量取引制度に関する共同宣言を発表した。
 この中で、現在、ブリュッセルで交渉中のEU排出量取引制度に対する欧州委員会の提
案を歓迎することを表明。
 さらに、双方が、今後、排出量取引制度の体制構築を支持することに同意し、この共
同宣言には、対象となる製鉄・鉄鋼産業からの次の要望が盛り込まれた。
●不公平な過剰利益を回避するために、発電部門における排出権を100%オークション
にかけることは、必要不可欠な手段である。
●欧州圏外に温室効果ガス排出源が移転するリスクに対処するために、製造部門で計画
されているオークションの例外措置は、透明性の高い、その後の調査が可能な基準が必
要。
●対象業界への無料の割当については、EU内で統一した厳格なベンチマークを設置する

●第三国における気候保護プロジェクト(JI/CDM)による排出クレジットの利用拡大。
2013年以降に追加される排出目標のうち、最大半分まで、JI/CDMによるクレジットを利
用することができるような上限値を設定すべきである。
●金属産業労働組合と連邦環境省は、鉄鋼製造時に発生するガスの高効率な再利用を重
要視しており、このため、EUの野心的なベンチマークを基礎に排出枠を無料で割り当て
るべき。
【ドイツ連邦環境省】

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