【ドイツ】2008.09.25 発表
ドイツ・ベルリンにおいて、9月25日、連邦環境省の新庁舎の上棟式が行われ、ミュラー事務次官が出席した。
新庁舎は、総合的なエネルギー供給コンセプトに基づいて建設される。新築と既存建築物の改修からなり、新築部分は、パッシブハウス基準を達成し、既存建物部分は、低エネルギー建築基準を達成する。また、コジェネレーション設備を活用した地域熱供給網にも接続。屋根には、太陽光発電設備を設置し、エネルギー供給に燃料電池と排水ヒートポンプも利用する。さらに、効率的な断熱と暖房システムにより、既存の建物部分での暖房エネルギー需要を、同等の建物と比較して64%削減する。
建築資材には、健康に配慮していることが認証された資材だけを用いる。
これらの対策の導入状況は、建築段階においてその都度、審査される。
新庁舎の完成は2010年を予定しており、職員305名が働く、8600平方メートル(床面積)の職場が完成する。【ドイツ連邦環境省】
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