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【その他】2008.10.06 発表

IUCN 2008年版のレッドリストを公表 哺乳類の4分の1が絶滅の危機

 国際自然保護連合(IUCN)の最新のレッドリスト(絶滅危惧種リスト)が10月6日に公表され、世界の哺乳類の約4分の1が絶滅の危機に瀕していることが明らかになった。
 今回の調査では、地球上の哺乳類5487種のうち、少なくとも1141種が絶滅の危機に瀕していることが分かった。ただし、データ不十分に分類されている種が836種あることから、実際の状況はさらに厳しいと見られている。1500年以降、絶滅した種は少なくとも76種に上る。
 ごく近い将来に野生での絶滅の危険性が極めて高い種(絶滅危惧IA種)には、スペインオオヤマネコなど188種の哺乳類が掲載された。また、これに次いで絶滅の危険性が高い種(絶滅危惧IB種)には、今回、新たにタスマニアデビルなどが入り、約450種の哺乳類が掲載されている。
 一方で、絶滅の危機に瀕している野生の哺乳類のうち、5%は回復の兆しが見えており、保護活動によって、野生動物種を絶滅の危機から救い出せることも分かるという。
 なお、哺乳類以外の生物も含めると、IUCNのレッドリストには、44838種が掲載されており、そのうち38%に当たる16928種が絶滅の危機に瀕している。【国際自然保護連合(IUCN)】

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