【イギリス】2008.10.01 発表
イギリスのウーラス環境担当大臣は、将来の豪雨に備えて、流出水管理計画の新たなガイダンスを策定するパイロットスキームに30万ポンドを充てることを発表した。流出水による洪水を実証し、さらに今年度、ガイダンスの大部分を試験できる団体を募集する。
2007年にイギリス国内で洪水被害に遭った5万7000軒の家屋うち、3分の2は、流出水による被害だったと推定されている。夏期の洪水についてまとめたピット・レビュー報告書も、流出水管理の改善策を勧告していた。
今回のパイロットプロジェクトへの参加を希望する団体は、10月24日までに、環境・食糧・農村地域省へプロジェクト案を提出する。その後、同省が審査を行い、資金を提供するか決定する。【イギリス環境・食糧・農村地域省】
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