【経済産業省】2008.10.17 発表
経済産業省に申請されていたクリーン開発メカニズム(CDM)及び共同実施(JI)にかかるプロジェクト20件が、平成20年9月4日までに「京都メカニズム推進・活用会議」で承認され、日本政府の正式なプロジェクトとなった。
今回承認されたのは、三菱商事株式会社(中国で10件、インドで1件実施)、三菱UFJ証券株式会社(インドネシアで1件実施)、東京電力株式会社(中国で1件実施)、関西電力株式会社(中国で1件実施)、丸紅株式会社(中国で6件実施)−−の20件のプロジェクト。
今回の承認分までで、日本の正式な京都メカニズム承認案件数は397件、全承認プロジェクトの年平均CO2排出削減量の合計はCO2換算で12,809.2万トンとなった。
CDM事業及びJI事業は、各国の削減目標達成のための市場原理を活用した国際的な仕組み「京都メカニズム」の取り組みで、先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。
日本政府の正式なプロジェクトとなるためには温暖化対策関連省庁のいずれかに承認申請を提出し、関連省庁が共同で開催する「京都メカニズム推進・活用会議」で承認されることが必要。【経済産業省】
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