気候変動をテーマにした子供達の作品を展示する「地球のための絵画展」が、10月23日よりニューヨークの国連本部で開催される。
　この絵画展は、2009年の気候変動枠組条約締約国会議での合意を呼びかける「気候変動対策のための連帯」キャンペーンの皮切りとなるもの。
　20万点近い作品から選ばれた、現物の作品が今回初めて展示される。子供達が感じている地球への不安や希望が描かれ、手遅れになる前に、気候変動問題でリーダシップを発揮して欲しいと望む気持ちが伝わってくる。また、ブルンジ、コロンビア、マルタ、アメリカから5人の子供アーチストがニューヨークを訪れ、政治家、企業経営者やメディアに対してメッセージを伝えることになっている。
　さらに、10月25日には、選ばれた作品がニューヨーク市のハーバード・クラブでオークションにかけられ、売り上げは気候変動関連の災害の影響を受けた子供達のための緊急支援金に充てられる。オークションはライブ中継され、eBayを通じてオンラインでも参加できる。【ＵＮＥＰ】