【国連】2008.10.13 発表
残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)のPOPs審査委員会は、10月13日、国際的な規制の対象となる有害物質リストに、新たに4つの物質を追加することについて検討を開始した。
4つの物質は、オクタブロモジフェニルエーテル(布やカーペット用の臭素系難燃剤)、ペンタクロロベンゼン(除草剤等に含まれる不純物)、アルファヘキサクロロシクロヘキサン及びベータヘキサクロロシクロヘキサン(殺虫剤の副生成物)。2009年5月に開催される第4回POPs条約締約国会議に先立ち、審査委員会でリスクマネジメント評価を行う。
なお、審査委員会では、別途、リンデンやクロルデコン等5つの化学物質のリスクマネジメント評価を終了しており、第4回POPs条約締約国会議で有害物質リストへの追加を検討するよう勧告している。付属書Aリストに追加されると、製造・使用・輸出入が原則禁止となり、附属書Bリストに追加されると、製造・使用・輸出入が制限されることとなる。【UNEP】
http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.asp?DocumentID=548&ArticleID=5947&l=en
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