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[海外エコニュース一覧]

【アメリカ】2008.10.16 発表

アメリカ 鉛の大気質基準を10倍強化

 EPAは、ヒトの健康、特に子供の健康を保護するため、鉛の大気質基準を10倍強化する。
 鉛の基準の改正は30年ぶりで、鉛に関する科学的知見のレビューや大気浄化科学諮問委員会の助言、パブリックコメントを踏まえ、2つの基準が設定される。第1基準は、健康保護のための基準で0.15マイクログラム/m3、第2基準は環境を保護するための基準で同レベルに設定された。これまでの基準は、1978年に定められた1.5マイクログラム/m3だった。
 鉛は、溶鉱炉や航空機燃料など様々な排出源から大気中に排出され、体内に取り込まれると、急速に血液中に吸収され、子供の神経系をはじめ、様々な臓器に影響を及ぼす可能性がある。EPAの最近の推計では、毎年1300トンの鉛が大気中に排出されているという。【EPA】

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