【国連】2008.10.23 発表
欧州、アフリカ、アジアで見られる移動性猛禽類とフクロウを保護する国際協定に10月22日、28カ国が調印した。
イギリスとアラブ首長国連邦による共同イニシアティブにより22日、アブダビで調印された覚書は、2007年10月のローモンド湖(スコットランド)会議の合意に基づくもので、移動性野生動物種の保全に関する条約(ボン条約)の一環となる。保護対象はミサゴやイヌワシ、シロフクロウなど70種類以上にのぼる。
合意事項の内容は以下のとおり。
●猛禽類の重要な生息地、移動ルート、飛来地等を特定し、保護・修復する。
●国境をまたぐ生息地では近隣国と連携する。
●人間活動により生じた問題を調査し原因を究明する。
●減少した種については個体数の回復と再導入を支援する。
【UNEP】【イギリス環境・食糧・農村地域省】
http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.asp?DocumentID=548&ArticleID=5958&l=en
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