【ドイツ】2008.10.25 発表
ドイツ連邦環境省は、10月25日、スペインで開催された会議において、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)の設立のための基礎協定に51カ国が合意に達したことを発表した。
この基礎協定は、2009年1月26日にドイツのボンで署名される。その後、すぐに、最初のプロジェクトとして、コンサルティングや情報交換などに着手する予定である。2009年半ばには、機関の設置場所や代表が選ばれ、組織の構造が明確になる。
IRENAの目的は、工業国及び途上国における再生可能エネルギーの拡大を支援することである。多数の国々が、自国のエネルギー消費量に占める再生可能エネルギーの割合について、野心的な目標を設定しているが、これらの国々の大部分が具体的なコンサルティングを必要としている。IRENAは、加盟国に対して、政策の枠組や専門性の強化、資金調達や技術移転などの支援を行う。
なお、ドイツでは、IRENAの設立準備を、連邦環境省と連邦開発協力省が外務省の協力の下で担当している。【ドイツ連邦環境省】
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