【ドイツ】2008.10.22 発表
ドイツ連邦環境省は、10月22日、ベルリンにおいて、第3回技術革新会議「ファクターx−第3次産業革命」を開催した。会議には約400名の参加者が出席。技術革新、環境・効率化技術が重要な役割を果たすために第3の産業革命が必要だとして、このための変革や課題について議論が行われた。
会議に出席したガブリエル環境大臣は、「エネルギーと資源への世界的な要求は果てしない。一方で私たちの資源は僅かで、限りがある。ルールに則った第三次産業革命が必要で、産業社会の構造を変えていかなければならない」とコメントした。
また、連邦環境省は、会議に先立ち、ディスカッションペーパーとして、「エコロジー産業政策−技術革新、成長、雇用のための持続可能な政策」を作成し公表している。この報告書では、付加価値税のグリーン化、環境関連製品への課税控除規定、トラック税の改善、核燃料税の導入などの対策が示されている。【ドイツ連邦環境省】
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