【EU】2008.10.24 発表
欧州閣僚理事会は、10月24日、EUの温室効果ガス排出量取引制度(EU-ETS)の対象に航空部門を加える指令案を最終的に採択した。この指令は、航空部門が急速に成長する中、気候変動への影響を削減することを主な目的としている。2012年1月1日以降、航空会社の国籍を問わず、EU域内の空港で離着陸する全ての航空便がEU-ETSの対象となる。
航空部門に割り当てられる排出枠の総量は、2012年については、2004~2006年の年間平均排出量の97%相当だが、2013年以降はこの95%となる。排出枠のうち、85%は無料で割り当てられるが、15%はオークションとなる。
なお、今回の採択では、7月8日に欧州議会が第2読会で可決した修正点を全て承認した。【欧州閣僚理事会】
(PDF形式)
http://www.consilium.europa.eu/ueDocs/cms_Data/docs/pressdata/en/misc/103533.pdf
Copyright (C) 2009 ECO NAVI -EIC NET ECO LIFE-. All rights reserved.