【経済産業省】2008.11.19 発表
経済産業省は、日本政府に申請されていたクリーン開発メカニズム(CDM)及び共同実施(JI)にかかるプロジェクトが、「京都メカニズム推進・活用会議」で承認されと発表した。
今回承認されたのは、出光興産株式会社、沖縄電力株式会社など22社から申請されていた中国、インド等におけるプロジェクト。
今回の承認分で、日本の正式な京都メカニズム承認案件数は423件、全承認プロジェクトの年平均CO2排出削減量の合計はCO2換算で13,070.5万トンとなった。
CDM事業及びJI事業は、各国の削減目標達成のための市場原理を活用した国際的な仕組み「京都メカニズム」の取り組みで、先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。
日本政府の正式なプロジェクトとなるためには温暖化対策関連省庁のいずれかに承認申請を提出し、関連省庁が共同で開催する「京都メカニズム推進・活用会議」で承認されることが必要。【経済産業省】
http://www.meti.go.jp/press/20081119002/20081119002.html
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