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[海外エコニュース一覧]

【国連】2008.11.16 発表

第20回モントリオール議定書締約国会合開催

 第20回モントリオール議定書締約国会合及び第8回ウィーン条約締約国会議が11月16~20日、ドーハで開催され、世界150カ国以上から代表が参加した。
 今回の会議では特殊なソフトを登載したラップトップコンピュータが準備され、会議のペーパレス化を目指した。会議文書や報告書の発送や持ち帰りに伴う温室効果ガス排出量を削減できると期待されている。今年6月5日の世界環境デーで公表されたUNEPの調査によると、すべての航空機の乗客の荷物を20キロ以内に抑えると毎年200万トンの温室効果ガスを削減できるという。
 会議での主な議題としては、冷蔵庫や消火器・消化剤に使用されるオゾン層破壊物質の処理の問題が話し合われた。こうしたオゾン層破壊物質の多くは、気候変動にも悪影響を及ぼし、何も行動しなければ、大部分が2015年にも放出されるおそれがある。
 また、オゾン層保護基金の第6次補充についても検討され、地球温暖化に寄与するHCFC類の凍結・段階的廃止のために、来年以降、3億3800万~6億3000万ドルの間で増額することが検討された。
 この他、土壌くん蒸剤の臭化メチルの特例的な利用についても検討した。【UNEP】

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