【ドイツ】2008.11.17 発表
ドイツ連邦環境省は、11月17日、ドイツ企業が2005年以降に途上国や中進国で実施している「クリーン開発メカニズム(CDM)」事業に関する報告書を発表した。これは、連邦環境庁内に設置されているドイツ排出量取引局が作成したもの。
世界全体では1186件のプロジェクトが実施されているが、ドイツ企業は、そのうち112件のプロジェクトを実施しており、件数では世界で4番目となっている。
ドイツでは、排出量取引と並んで、CDMが、企業の実施する重要な地球温暖化対策となっているが、2008~2012年までの期間、排出量取引に参加する企業は、割り当てられた排出枠の22%まで、CDMを利用することができる。
ドイツ連邦環境省は、ドイツ復興金融銀行とともに、企業によるCDMプロジェクトを体系的に支援するイニシアティブを進めており、プロジェクト間の連携も行われている。【ドイツ連邦環境省】
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