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【水産庁】2008.11.28 発表

北太平洋溯河性魚類委員会第16回年次会議 開催

 2008年11月17日から21日にかけて、米国・シアトルで北太平洋溯河性魚類委員会(NPAFC)第16回年次会議が開催された。
 NPAFCは北緯33度以北の太平洋公海でのさけ・ますなどの溯河性魚類の漁獲禁止や、溯河性魚類とその生態学的関連種についての科学調査協力について規定した「北太平洋溯河性魚類保存条約」に基づいて設立された委員会。
 今回の会議には条約加盟国であるカナダ、日本、韓国、ロシア、米国の5か国のほか、オブザーバーとして北太平洋海洋科学機関(PICES)などの国際機関、台湾が参加し、【1】取締活動の報告等、【2】さけ・ます資源に関する科学調査協力、【3】同委員会の財政・運営などについて検討を行った。
 取締活動の報告では、08年漁期にはNPAFC条約水域で加盟国漁船による条約違反は確認されなかったものの、多数の中国いか釣り漁船及びその近辺で船名等を隠匿・偽装した流し網漁船が視認されていることが報告され、加盟国間でより一層の連携を図り、条約水域における違法操業の防止に取り組むことが合意された。
 さけ・ます資源に関する科学調査協力については、太平洋でのさけ・ますの資源量が引き続き高い水準にあることが報告されたほか、今後の調査の方向性が議論された。
 委員会の財政・運営については、健全で透明性があり、かつ効率的な財政運営を図るための議論が行われた。【水産庁】

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