【国連】2008.11.21 発表
カタールのドーハで開催されていた、オゾン層の保護に関するウィーン条約第8回締約国会議とモントリオール議定書第20回締約国会合が、11月20日に閉幕した。
今回の会議で、各国政府は、モントリオール条約事務局に対して、気候変動枠組条約との連携を強化するため、調整を進めるよう要請した。特に、HFC類とHCFC類について、削減対策をさらに進めるため、協力するよう求めている。また、途上国におけるオゾン層破壊物質の削減対策を支援するため、多国間基金に約4億9000万ドル(2009~2011年)を補填することも決定された。
この他、エアコンなど、既存の機器に貯蔵されているオゾン層破壊物質や温室効果ガスの破壊方法についても検討が行われた。また、このように貯蔵されている物質(いわゆる「バンク」)に対処する最も効果的な方法を評価するため、地球環境ファシリティなどの資金提供機関と協力するよう、事務局に要請した。【UNEP】
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