【国連】2008.11.28 発表
「移動性野生動物種の保全に関する条約(ボン条約)」の第9回締約国会議が、12月1~5日までローマで開催される。100カ国以上の政府代表が参加し、チーターやセーカーハヤブサなど、30種類近くの絶滅危惧種の保護の強化について検討する。
ボン条約は、国境を越えて移動する鳥類や陸生・水生動物を保護する国際環境条約で、現在110カ国が加盟している(日本は未加盟)。今回の会議では、附属書I種(絶滅の危機に瀕している種)に、カワゴンドウ、アフリカマナティ、チーター、セーカーハヤブサなど8種を、また、附属書II種(保護の現状が好ましくなく、国際協力が求められる種)に、アオザメ、アブラツノザメ、サイガなど8種を追加することを検討する。
また、12月1日には、モナコのアルバートII世王子がゴリラ年のスタートを正式に発表する。この他、気候変動が移動性野生動物に与える影響、クジラやイルカへの騒音の影響、鳥インフルエンザへの対応について、決議が採択される予定である。【UNEP】
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