【ドイツ】2008.11.29 発表
ドイツ連邦政府は、2007年1月1日以降、カーボンオフセットによって、公用出張を「気候ニュートラル」とする取り組みを開始している。
ドイツ連邦環境省では、2008年11月29日、第一弾として、CO2換算で10万425トン分を口座に移し、今後、カーボンオフセットにまわすことを発表した。アフリカ諸国やアジア諸国での再生可能エネルギー事業やエネルギー効率化事業などを通して、排出クレジットを獲得し、相殺(カーボンオフセット)する予定である。
一連の手続きは、連邦政府の委託を受けた、ドイツ復興銀行グループが行う。プロジェクト案としては、ナイジェリアにおける効率的な木質調理器具の導入、セネガルにおける農産物残渣を利用したバイオマス発電事業、ネパールでの牛糞バイオガス事業等が挙げられている。プロジェクトの選択手続きは、ドイツ排出量取引局が支援する。【ドイツ連邦環境省】
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