【国連】2008.12.01 発表
ゴリラとその生息地の保護を進めるため、2009年を「ゴリラ年」とすることが、12月1日、モナコのアルバート王子によって正式に発表された。
また、ボン条約(移動性野生動物種の保全に関する条約)のゴリラ協定に基づく専門家会合により、ゴリラ年に向けた行動計画も採択された。行動計画には、薪や木炭を70%削減できる調理用のロケットストーブを普及し、ゴリラの生息地である森林の破壊を食い止めるプロジェクト(コンゴ)、食肉販売目的のゴリラ猟を削減し、他の生業を促進するプロジェクト(カメルーン)、エコツーリズムで製鋼しているアフリカ東部諸国からガイドやツアーオペレーターを派遣し、西部アフリカ諸国でのエコツーリズムを後押しするプロジェクトなどが盛り込まれている。
ルワンダやウガンダでは、ゴリラなどの霊長類を対象にしたエコツーリズムから大きな経済収入を得ていることから、参考になると期待されている。ルワンダでは、今や、ゴリラに関連した観光収入が外貨収入源のトップとなり、コーヒーや紅茶の輸出額をも上回っている。【UNEP】
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