農林水産省は、「エコフィード（食品循環資源利用飼料）に関する認証制度（案）」について、広く国民等から意見・情報を募集すると発表した。
　食品循環資源を飼料化するためには、食品産業、運搬業者、加工業者、利用者等の各段階が密接に連携し、一定の品質のものを安定的に供給する体制を構築することが重要とされている。
　また、「食品残さ」を「食品循環資源」として飼料へと加工し、これを利用した「資源循環型畜産」に対する、消費者、食品関連事業者、畜産生産者を始めとする関係者の一層の理解と意識変革が必要となっている。
　今回取りまとめられたエコフィード認証制度は、これらの体制構築や理解等を促進させる手段の一つとすることを目的として、社団法人中央畜産会に設置された、学識経験者、畜産生産者、飼料メーカー等関係者からなる「エコフィード認証制度協議会」において検討が行われていたもの。
　なお、公表資料は閲覧用として農林水産省報道室においてあるほか、電子政府の総合窓口（e-Gov）からの閲覧が可能。【農林水産省】