【イギリス】2008.12.29 発表
自然災害や環境関連のリスクについて、政府に情報や知見を提供する「自然・環境リスク解明管理中核センター」がイギリスのクランフィールド大学に設立された。
様々な研究団体(工学・物理科学研究会議(EPSRC)、経済社会学術評議会(ESRC)、自然環境研究会議(NERC))と環境・食糧・農村地域省が、今後3年間に30万ポンドを提供する(総額120万ポンド)。センターは同省と密接に活動し、洪水、動植物の病気、気候変動への適応といった環境リスクの可能性や影響を評価し、同省の政策立案の際に情報を提供する。また、関係団体で先進的な取り組みを行い、優良事例を普及していく予定である。
なお、このセンターは、新しい研究計画「環境変化とともに生きる(LWEC)プログラム」で承認された最初の活動のひとつ。
センターの主な活動内容は、国際的な戦略助言委員会によって決定されるが、同委員会の最初の会議は2009年2月の予定。【イギリス環境・食糧・農村地域省】
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