【アメリカ】2009.01.08 発表
アメリカのオバマ次期大統領は、1月8日、ジョージメイソン大学で演説し、今後3年間で代替エネルギーの生産量を倍増するという方針を打ち出した。
これは、オバマ氏が緊急経済対策として示した「アメリカ回復・再投資計画」に盛り込まれているもの。この計画では、エネルギーや医療、教育といった分野に投資を行い、300万人分以上の雇用を確保・創出することを目指す。ソーラーパネルや風力発電装置、燃費のよい自動車の製造、新たなエネルギー技術の開発といった分野で雇用を生み出したいとしている。
また、連邦機関の建物の75%以上を近代化し、住宅200万戸でエネルギー効率の改善を図ることも盛り込まれている。
経済回復対策を検討するに当たって、オバマ氏は、「自分にとって良いもの」を問うのではなく、「この国にとって、子供たちが引き継いだらよいものは何か?」を問うべきだとしている。【オバマ次期政権移行チーム】
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