【国連】2001.12.15 発表
モザンビーク政府は、サンゴ礁やジュゴンの生息地として知られるバザルート群島を保護区とすることを決定。これにより、東アフリカでもっとも大きい1400平方キロメートルの海洋国立公園が誕生。UNEPとWWFは、この決定は、同地域のサンゴ礁やジュゴンの生態系の維持などに大変良い結果をもたらし、かつエコツーリズム等の発展に寄与するであろうと評価している。
サンゴ礁の保護は、2002年9月の「持続可能な開発のための世界サミット」(WSSD、通称「リオ+10」)でも、重要な議題となる。地球規模でサンゴ礁保護に取り組んでいるICRI(the International Coral Reef Initiative、国際サンゴ礁イニシアティブ)は、この会議で、サンゴ礁への脅威は主に人間活動によるものであると報告する予定。緊急に対策を講じなければ、60%のサンゴ礁が2030年までに死滅すると見積もられている。
このような厳しい現状の中で、モザンビーク政府の対応は、各方面から歓迎されている。【UNEP】
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