アラン・マイケル地方事業大臣は、12月20日、田園地域へのアクセスを保障する通行権改善計画のためのガイダンス案を公表した。
　「田園地域及び通行権に関する法律（Countryside and Rights of Way Act）」の下、各地方当局は、通行権ネットーワークを戦略的に見直し、サイクリングや乗馬といった地元のニーズにどのように応えていくことができるか検討していくことが求められている。また、目や体の不自由な人に対する特別な配慮も求められている。各地方当局は、将来のニーズを見据え、5年以内に通行権改善計画（right of way improvement plan）を策定する必要があるが、今回のガイダンス案は、このための準備、計画案の公表、見直しといった手順を示すもの。
　マイケル大臣は、「地方当局、通行権の利用者、そして身体に障害を持つ人々のグループ、さらに田園地域の重要性に関心のあるすべての人から意見が寄せられることを歓迎する」と述べた。【イギリス環境・食糧・地方事業省】