【アメリカ】2002.01.11 発表
EPAは、アメリカ西部およびアパラチア山脈周辺の地域における、廃坑の再採掘と採鉱所周辺の環境の保護に向けた、新たな排水ガイドラインを公表した。
廃坑には、多量の石炭が残存していることが多く、また廃坑からの排水は水質に重大な影響を及ぼす。廃坑の再採掘は、残存する石炭の有効活用のほか、水質の改善、有害な状態の改善といったメリットをもたらす。
新たなガイドラインでは、再採掘に適した汚染管理技術の導入や、再採掘の間、汚染物質の排出を廃鉱当時よりも削減するための計画を実施するよう事業者に求める。また、採掘に伴う植生の伐採によって、土砂崩れや水量の減少が生じないよう、採掘前の自然状態を擬似することを事業者に要求する。【EPA】
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