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[海外エコニュース一覧]

【ドイツ】2002.01.18 発表

第12回観光展示会をハノーバーで開催

 1月18日、ハノーバーで、第12回観光展示会が開催された。この展示会の開催により、国連が提唱する国際エコツーリズム年が、ドイツでも本格的に幕が開けた、
 観光による地域発展の例として、年間100万人から120万人の観光客を集めるバイエルン森林国立公園が挙げられる。バイエルン地域内のガラス工房は、直接、観光客に商品を販売することよって、年間約3500万ユーロ(38億5000万円)の収入を得ている。
 なお、2010年までに3泊以上の休暇旅行の数は、約27%増加すると言われている。しかし、国外旅行が86%まで増加するのに対して、国内旅行の増加率は、10.5%である。2001年9月11日の同時多発テロの影響で数を訂正しなければならないが、今後、飛行機を使った旅行は確実に増加し、それに伴いCO2の排出量も増加すると懸念されている。
 このため、連邦政府は、環境政策として、国内旅行を促進する。国立バイエルン森林公園の成果のように、観光客を多く集めることによって、継続的な環境保護を行うことが出来る。
 連邦環境大臣トリッティン氏は、「10年以上にもわたり、続けられてきた観光展覧会により、ドイツ国内の環境に配慮した旅行商品を認証するマーク「Viabono」が生まれた。これは、消費者が質の高い旅行商品を選ぶ指針になっており、国内旅行の促進に大いに貢献している」と評価している。【ドイツ連邦環境省】

プレスリリース

http://www.bmu.de/presse/2002/pm011.php

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