【ドイツ】2002.01.29 発表
ドイツ連邦政府は、エネルギー輸入の依存を下げ、そして持続可能なエネ
ルギー供給を確立するために、風力発電の建設を促進している。北海及びバルト海沖合いのウィンドパークの建設を進めることにより、今後30年間で、消費電力のうち、少なくとも4分の1を風力発電でまかなうことを計画している。これは、連邦環境省の先導のもと、関係機関が合意している「洋上風力発電利用における政府戦略」において規定されている。
既に北海やバルト海では、2006年までに少なくとも500メガワットの発電量が洋上に建設される。2010年までには、2000から3000メガワットに達し、2025年から2030年ごろまでにその量は、約20,000メガワットから25,000メガワットまで増加すると考えられている。
連邦環境大臣トリッティン氏は、「風力発電の推進は、新たな産業を促進し、雇用の創出につながる」と評価している。【ドイツ連邦環境省】
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