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【ドイツ】2002.02.06 発表

ドイツ連邦内閣 廃棄木材の処理に関する政令を採択

 ドイツ連邦内閣は、2月6日、連邦環境大臣トリッティン氏から提出された廃棄木材の処理に関する政令を採択した。同政令は、循環経済・廃棄物法に基づいている。
 現在、廃棄木材の処理に関する連邦レベルの一貫した規制はなく、州レベルのものに留まっていた。それぞれの廃棄方法の環境基準はあいまいなものもあり、また州ごとに異なった制度を設けていたことから、連邦レベルでの規制が必要とされていた。
 新しい政令では、拘束力のある環境基準が定められている。将来的には、木材は、廃棄物集積場に捨てられるのではなく、熱処理が求められる。また、PCB汚染木材については、PCB/PCT廃棄物政令により、PCB等を除去しなくてはならない。そして、廃棄木材から生ずる切りくずや、おが屑の有害物質含有上限値も定められた。
 この政令の施行には、連邦議会と連邦参議院の承認が必要である。連邦環境省では、2003年初頭に施行することを目標にしている。【ドイツ連邦環境省】

プレスリリース

http://www.bmu.de/presse/2002/pm024.php

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