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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2002.02.20 発表

イギリス政府 排出取引スキーム 補助金オークションを2週間延期

 イギリス政府は、温室効果ガスの排出取引スキーム(Emissions Trading Scheme)への呼び水として、参加企業に対する補助金を予定しているが、各社への補助金額を決定するオークションを2週間ほど延期し、3月11日からスタートすることとした。なお、排出取引のスタート時期には変更なく、4月からの予定。
 今回の決定は、参加を予定している企業との会合を受けて2月20日になされた。46社のうち、半数以上が締め切り2週間前になって登録するという状況だったため、延長により参加資格等についての疑問が解消され、参加企業が増加することが期待されている。
 排出取引スキームは、イギリス政府の「気候変動プログラム」(Climate Change Programme)の一環として産業界との協力で設立されたもので、経済界を広く巻き込んだものとしては世界初のものとなる。参加企業へのインセンティブとして、政府は、自主的な温室効果ガス削減目標を5年間(2002年~2006年)設定する企業に対し、総額2億1500万ポンド(約408億5000万円)にのぼる補助金を提供する予定。各社の目標及び補助金額の決定はオークション形式で行われ、落札企業は受け取った補助金額に相当する量の排出を削減しなければならない。また、気候変動協定(Climate Change Agreement)に参加している企業については、4月から、排出枠(アラウアンス)を売買することが可能となる。

 詳細は担当者まで電話で問い合わせ
 020 7269 7231

【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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