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【ドイツ】2002.02.22 発表

ベルリン上級行政裁判所、デポジット金制度を肯定

 ベルリン上級行政裁判所は、第一審判決を支持し、連邦政府が、飲料容器のリターナブル率の調査結果を公示することを認めた。ドイツ連邦環境大臣トリッティン氏は、これによって、缶ロビーの現行法に対する異議が斥けられ、ワンウェイ容器へのデポジット金賦課への道が開けたとして、この判決を歓迎した。
 トリッティン氏は、また、目下、ワンウェイ容器は、飲料市場のみならず、街路にもあふれており、缶やワンウェイ容器が、リターナブル容器を市場から排除してしまうような事態を避けるためには、デポジット金の賦課が必要であると述べた。
 1999年2月から2000年1月までの調査によれば、リターナブル率は72%を下回る。この結果を公示した場合、その公示から6ヶ月後にから、ワンウェイ容器には0.25ユーロ(約29円)、1.5リットル以上のものには0.5ユーロ(約58円)のデポジット金が賦課される。なお、まもなく、2000年5月から2001年4月月までの調査がまとまる。連邦環境省は、これをふまえて、炭酸飲料のワンウェイ容器にデポジット金を賦課することもあり得る、としている。【ドイツ連邦環境省】

プレスリリース

http://www.bmu.de/presse/2002/pm045.php

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