【アメリカ】2002.02.25 発表
アメリカのブッシュ大統領は、2月25日、議会上院がエネルギー・プランを早急に承認するよう促す演説を行った。
大統領は、包括的なエネルギー政策は、エネルギー生産を増大するとともに、エネルギー消費を削減するものでなければならないと強調。アメリカが、石油の50%以上を輸入に頼っている現状は、価格ショックや燃料不足につながりかねず、経済的な安全性を脅かすものだと警告した。
ブッシュ政権のエネルギー・プランでは、天然ガス、石油、石炭、原子力、及び再生可能エネルギーの増産のためのインセンティブを与える。また、新技術を活用して、エネルギー消費を削減することも狙っている。特に、運輸部門が全米の燃料消費の3分の2を占めていることから、自動車等の燃費を向上させるとともに、ハイブリッド・カーや燃料電池車の普及、開発を促進することとしている。【ホワイトハウス】
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