【フランス】2002.02.27 発表
ドミニク・ヴォアネ前環境国土整備省大臣は、2000年7月19日、予防・防止委員会(CPP)に対して、防除剤が、植物防疫に使われたり、土壌、その他の環境中の代謝物質を通じたりして、人の健康に与える影響について検討するよう求めていた。また、大気中におけるこうした物質の存在、影響を受けやすい人口層、食品中のこれらの物質の影響についても調査するよう求めた。
CPPでは、専門家20名に対する聞き取り調査、規則や科学文献の検討を行い、報告書を策定した。報告書は必要な情報を収集するとともに、一般向けに、問題の様々な側面や現在の科学の限界に関する情報も提供する。勧告として、今後、幅広い知見を深めていく必要性が指摘された。CPPは、情報の透明性、組織やホモロゲーション・プロセス、農薬に関するデータ、環境内に拡散した場合の長期的な影響などを重要な課題と見ている。
報告書はプレスリリースのページから入手可能。【フランス環境・国土整備省】
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