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【ドイツ】2002.03.13 発表

バイオサイド令を閣議決定

 ドイツ政府は、3月13日、トリッティン環境大臣が提案していたバイオサイド製品の流通及び化学物質法令の改正に関する政令を閣議決定した。これは、現在、連邦議会で審議されているバイオサイド法の下位法令である。バイオサイド製品には、木材防腐剤、殺菌剤、殺虫剤・殺鼠剤、船舶塗装剤などが含まれる。生物を殺し、またはその生命機能を制限する特性を有し、人間と環境に悪影響をもたらすおそれがある。
 バイオサイド法は、バイオサイド製品の流通に許可制度を導入するもので、環境及び健康に対する影響を十分審査した上でなければ、市場に出すことができないようになる。また、同法には、製品表示に関する規律も含まれている。
 新たな政令は、同法に基づく許可手続の詳細や表示に関する細則を規定する。今後、バイオサイドを含む製品は、「バイオサイドは、安全に配慮して使用しなければならない。使用の前に表示及び製品情報を読むこと」という警告を表示しなければならない。
 なお、バイオサイド法及び13日に閣議決定された政令は、EUのバイオサイド指令(98/8/EG及び99/45/EG)をドイツ法に転換するものである。政令が成立するためには、連邦参議院の同意が必要である。【ドイツ連邦環境省】

プレスリリース

http://www.bmu.de/presse/2002/pm061.php

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