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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2002.03.26 発表

地方自治体の家庭ごみリサイクル事業にてこ入れ

 イギリス政府は、3月26日、総額1億4000万ポンド(約265億円)を家庭部門の廃棄物・リサイクル用資金に充てると発表。これにより、イングランドの地方自治体に対して、リサイクル率を3倍に増やし、2005/6年までにリサイクル目標率25%を達成するよう要請した。
 イングランドは、1999/2000年に家庭部門の廃棄物の10%しかリサイクルしていない(欧州でも最低レベルの一つ)。これまでは廃棄物のほとんどが埋立処分されてきた。この資金は、こうした事態を好転させるため、国内リサイクル率目標の達成に貢献するような、革新的な事業を試みる地方自治体に優先的に配分される。資金は2年にわたって提供され、地方自治体における行政機関間のパートナーシップづくり、コミュニティの取組の育成などに活用される予定。
 マイケル・ミーチャー環境大臣は「現在ほとんどリサイクル事業を行っていない自治体もある」と批判する一方で、「最も進んだ自治体は30~40%をリサイクルしており、全ての自治体が最高水準に達するよう努力して欲しい」と期待を示した。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

プレスリリース

http://www.defra.gov.uk/news/2002/020326b.htm

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