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[海外エコニュース一覧]

【フランス】2002.04.05 発表

第7回景観賞

 フランス環境国土整備省のイヴ・コッシェ大臣は、3月8日、マルセイユのレニオア校とロスタン校において、第7回景観賞を景観設計家のジェローム・マザス氏とブッシュデュローヌ県議会に授与した。景観賞は、過去3年間における功績に対し、景観設計家やそのチームに贈られる。
 今回の受賞は、マルセイユ北部のマルパッセで実施された、この2校周辺の景観修復に対して贈られた。この事業では、整備や都市設備のデザイン、コンセプトの中で、景観設計家の仕事の特徴、メリットがよく現れている。植生の形成だけにとどまらず、地形、地質、水質、気候、光などを利用して、自然の中における都市を実現するという試みがなされた。殺伐とした都市空間において、多様性に富んだ植生と独特の空間が生み出されている。さらに、この計画は持続可能な開発のもつ重要性を強調している。整備に当たっては、自然資源を節約し、土地の歴史やかつては田園空間であった場所であることが活かされている(古い井戸を竹林の散水に利用)。
 景観賞の授与は、1997年、1999年に続いて行われたが、都市住民に対して、生活環境の質の向上が意味するものについて普及啓発することを目指している。
 また、景観賞特別賞として、ジャンミシェル・ヴェルネ・カロンとピラアペルッサン地方自然公園が表彰された。地方自然公園としては初の受賞となる。【フランス環境・国土整備省】

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