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[海外エコニュース一覧]

【カナダ】2002.04.05 発表

野生生物週間がスタート

 カナダ環境省は、4月7日から14日まで、国の野生生物週間を開催するとしてアンダーソン環境大臣の声明を発表した。
 大臣は、「カナダ人としての我々のアイデンティティーは国の広大で美しい自然環境とつながっている。多種多様な野生生物は、1ドルコインに使われているアビ(loon)、国旗のカエデの葉に見るように国の永遠のシンボルの一部をなしている」として、野生生物の重要性を強調。その上で、特に、気候変動が野生生物に与える影響を強く危惧し、「地球温暖化に伴う気温の上昇は、南より北で、そして夏より冬に大きい。カナダの北極地方の冬の気温は、2100年には現在より5度上昇すると予測され、多くの野生生物種に影響が及ぶ。氷が溶けてホッキョクグマの生息地が縮小し、また、魚類の生息分布や移動パターンも変化する。野生生物を支える自然のライフサイクルやエコシステムの崩壊は温暖化に取り組んでいく上で、さら考慮していく必要がある問題だ」と述べた。
 なお、野生生物週間では各地で普及啓発を目的としたイベントが行われる予定である。
【カナダ連邦環境省】

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