【イギリス】2002.05.03 発表
イギリスのミーチャー環境大臣、5月3日、危険性の高い汚染事業者に的を絞った大気汚染規制を実施すべく、新たな提案を行った。
現在実施されている地域大気汚染規制(Local Air Pollution Control:LAPC)システムは、1990年環境保護法に基づくもので、地方当局は18,000にも及ぶ産業プロセスから排出される大気汚染を規制している。今回公表された報告書は、リスクに応じて、より的を絞った方法でLAPCを実施するよう提案するもの。
将来的に、地方当局は、リスク・ベースのアセスメントを実施し、個々の大気汚染事業者に割り当てる時間や労力を決定できるようになる。最低検査頻度に関するガイダンスと併せ、もっともリスクが低い事業所については、年1回の検査ですむようになる予定。
リスクアセスメントの手法については、いくつかのオプションが検討された。このうち、望ましいとされた手法は既に試行され、環境保護を犠牲にすることなく、地方当局及び事業者の負担を減らす、環境パフォーマンスを改善するといった目標を満たすことができると見られている。
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【イギリス環境・食糧・地方事業省】
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