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【ドイツ】2002.05.15 発表

ドイツ連邦内閣 産業廃棄物令を承認

 ドイツ連邦内閣は、5月15日、4月下旬に連邦参議院が承認した産業廃棄物令を承認した。連邦環境大臣トリッティン氏は、「これにより、企業は家庭と同様にごみの分別が必要となる。分別の原則並び高い分別基準が設置されたことで、みせかけのリサイクルを防止することができる」と語った。
 同政令案は、建築・解体起源の産業廃棄物の分別促進、実効的な事前処理等を促進することを目指している。産業廃棄物の分別を徹底させ、将来的には、85%のリサイクル率を達成させることにより、様々な問題を解決することができる。さらに、自治体等の近代的設備を備えた廃棄物処理インフラも十分活用され、自治体の処理計画も安定する。産業廃棄物令には連邦議会の承認が必要であり、来年の施行を目指している。また、産業廃棄物令の成立に伴い、廃棄木材令と採掘埋立令に対しても、リサイクルに対する基準を明確化することが求められており、いずれも今国会中の承認を目指している。
 2001年3月1日に承認された廃棄物処分場令では、遅くとも2005年6月以降には分別未処理の廃棄物は、廃棄物処理場に受け入れられないようになり、更に2009年以降、環境に配慮していない廃棄物集積場の運営は禁じられる。同例についても、今年中の施行を目指している。【ドイツ連邦環境省】

プレスリリース

http://www.bmu.de/presse/2002/pm113.php

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